ほし子わーるど

20代女子の日々人間力を上げていくブログ

ド田舎の限界集落に住んだ結果虫嫌いは克服できたのか

スポンサーリンク

 

こんにちは、ほし子です。

 

私は超がつくほどの虫嫌いです。どれくらい虫嫌いなのかというと

・一匹でも虫がいたらなにも手につかず虫のことしか考えられなくなる

・捕まえるのも潰すのもできない

・虫に驚いたりすると必ずその日は虫の夢をみる(だいたい虫が近くにいて怖がる夢)

・蚊や小蜘蛛、アリとかも無理

・なぜかハエだけは平気(こちらに害がないから?)

そんな関東育ちのスーパー虫嫌いの私なんですが、自然はとても好きということもあって農業や田舎暮らしに憧れをもちました。

結婚もしているので、将来は自然にかこまれた場所で子育てをしたいと思ったのです。

 

「田舎に住めば虫も慣れる」とはよく聞かされていて、私自身虫嫌いを克服したい気持ちもすごくあったので

数年前に旦那とド田舎のとある限界集落に引っ越すこととなったのです。

 

そんな私が暮らすこととなった家は築ウン十年のボロッボロの大きな木造一軒家。

家族向けのシェアハウスのようなもので、他にも移住目的の家族数組と暮らすこととなりました。

 

ここで私は虫嫌いを克服することができたのか・・・。

田舎で遭遇した虫たち

私の暮らした家は、周りが畑や田んぼ、さらに山でぐるりとかこまれた限界集落でした。

 

住んだ家は隙間&穴だらけ。

引っ越したのは大雪の時期だったので虫の心配はありませんでしたがこれが夏だったらやばいんじゃないか・・・?と怯えながらテープなどで穴埋めをしまくりました。

 

しかし田舎の静かでゆったりとした時間、そして冬だったのもあってとりあえず虫に遭遇することもなく「田舎っていいな」なんて思っていました。

 

そして春がやってきたころ。

 

カメムシの大発生

f:id:mushidango:20190901191600j:image

カメムシは冬の間にも死んだものや、生きているけどちぢこまって静かにしているものを何度か見ていて、「カメムシって大人しいし飛ばないなあ」これなら怖くないかも、と思っていたんです。

 

違ってました。めっちゃ飛ぶ。

 

しかも大発生です。あれだけガムテープで穴埋めしたのにあいつら忍者のようにどこからか入ってくる。

つねに隣にはカメムシのような生活。

 

一緒に暮らしている子供が着ているラプンツェルのドレスにカメムシがついていたり。

 

間違って窓をあけようものならブンブン入ってきます。

 

しかも危害を加えるとすぐにクサイ臭いをだすのでうかつに触れないし(ていうかさわれない

見た目がわりとゴツいのでこれ以降私は大のカメムシ嫌いになってしまうのであった。

 

ちなみにカメムシ嫌いになった私のカメムシ対処法の記事はこちら

www.hoshico.net

 

ガガンボの大発生

ガガンボって知ってます?

大きな蚊みたいなやつで、身体にたいして足の比率がおかしい奴です。

f:id:mushidango:20190901191607j:image

私は子供の頃からガガンボが大嫌いでした。

子供の頃はちょっと自然にかこまれた地域に住んでいたのでガガンボをよく見かけていて、しかもなぜか風呂場に発生するんです。毎日のお風呂が怖くてしかたがなかった記憶があります。

 

そんなガガンボは大人になると見ることがなくなったので、すっかり存在を忘れていました。

 

そしたらめっちゃこの家出る。

窓開けようものなら平気で10匹以上はいってくるんですよ。

 

ですがなんと!なぜかガガンボは克服していました!

近くにくるとビックリしてしまいますが、なんだか見た目が弱いしこちらに害がないのでスプレーとかでピピッと倒していました。

 

大量発生した時は猫のウータンにまかせておけば朝には全滅しているのであとは掃除機で吸うだけです。

 

恐怖のムカデ発生

田舎にきて恐れていたのはムカデの存在でした。

f:id:mushidango:20190901191612j:image

ムカデなんて見たことないし、でもこの地域に住んでいる村の人からは「ムカデはでるよ〜、殺してももう一匹いるからね」などと脅されていました。

 

「見かけたら必ず殺せ、殺さないと戻ってくる。つがいがもう一匹いるから見つけられなかったら蚊帳で寝ろ。」

こんなかんじです。

 

そんなこんなで家のまわりにムカデ対策の薬を撒き、ハッカスプレーを作りポイズンリムーバーを買ってムカデを掴む用のトング、ムカデスプレーも買ったそんなある日。

 

旦那と畳の上でころがりながらケラケラと談笑していたその時。

 

2人の間にある畳の隙間からムカデが!

 

めちゃくちゃ慌てるふたり。

 

いそいでムカデスプレーを手に取り噴射してなんとか倒せました。

完璧に殺せと村の人から言われていたためどのくらいやればいいのかわからず旦那がスプレーでくたばったムカデを縁側に持っていきさらに火で炙っていました。

 

そして次の日ビッグな蚊帳を買いました。

まじでムカデ怖すぎ・・・

 

そういえばムカデはつがいで行動するっていうのは迷信らしいですね。

 

その他いろんな虫さんたち

アブやハチもよく見かけました。

これらも私はすごく苦手で、でも遭遇したら動くなとかいうじゃないですか。

 

なんで見かけたらすぐしゃがんでちぢこまってなんとかその場をしのいでいました。

 

そういえばよく一匹で行動しているスズメバチなんかに遭遇していて、あれはやっぱりめちゃくちゃ怖いですね。羽音もすごいし。

近所の幼稚園なんかではスズメバチの大群が来て刺されてしまうなんて事件もありました。

 

 

それからある夜、どこからかずっとバイクのエンジン音みたいな音が超爆音で鳴っていました。

それはもううるさすぎて何事!?ってかんじで旦那と外に出たんです。

 

よく聞き耳をたててみると草むらで聞こえてくるので、もしかして虫?と思ってyoutubeで「ガチャガチャ 虫」とかで検索かけたらどうやらクツワムシらしいですね。

 

後日村の人に聞いても「あ〜クツワムシね。うるさいよね〜。」ってかんじで当たり前のようでした。

調べたところクツワムシは仲間同士で喧嘩をするらしく、弱いものは四肢をもぎとられてしまうらしいです。めちゃくちゃ怖くないですか・・・

 

 

カマドウマなどもよくでました。

便所コオロギってやつですね、大きいコオロギみたいなの。普通のコオロギもたくさんでます。

風呂場とかにでるのでマジでビックリします。

 

まずそのままにはできないので、旦那に逃がしてもらったりしていました。

猫さんがだいたい夜一点を見つめている時はバッタ系が居ます。

f:id:mushidango:20190901191623j:image

虫嫌いは克服できたのか

結論をいうと、少ししか克服できませんでした。

 

ただ、今まで小さい虫も苦手だったんですけど大きな虫に遭遇しすぎてか小虫や小さいクモであれば平気になったんです。

服の袖でプチっとできるくらいになりました。

 

これはかなり大きな進歩です。

 

住んでいた家は家の中にもつねに虫がいる状態だったので、さすがに全てに反応しきれなくなり

大きい虫はやっぱり苦手なままですが、ある程度は無視できるようになりました。(存在は感じてる)

 

大きい虫は克服できなかった

私がこの限界集落に住んだのは結局1年くらいだけだったので、もし長く住んでいたなら大きな虫とかも克服できたのかもしれません。

 

が、1年くらいではまず克服はできなかったです。カメムシとかさらに苦手な虫が増えてしまったし、登山中にハチにつきまとわれて半泣きで下山したこともありました。

 

完全に虫嫌いを克服するには田舎に永住するしかないのかもしれません。

 

それか催眠術とか。

だれか私にかけてほしい。

 

今はまた虫嫌いが再発してきている

現在は自然はあるもののある程度建物がある地域に住んでいます。

マンションなので、虫と遭遇することはほぼなくなりました。大嫌いなカメムシは出ますが。

 

やっぱりあんな虫だらけの生活からしばらく離れてしまうと、虫嫌いはまた元に戻ってきつつあります。

 

小虫くらいは倒せますが、蜘蛛とかまたダメになってきちゃってます。いまガガンボに会ったら無理かもしれません。